リクルート1年目の新卒社員が、副業を通して感じた5つのこと

2017/01/04

リクルートで人材紹介サービスの法人営業をしながら、副業を経験して(というより、本業より小さな組織におけるマネジメント業務を経験して)感じたことを以下に記載します。

本業でしっかり成果を出すことはもちろん大事だと思いますが、自分の可能性をまだまだ広げるため、本業以外の活動に手を出してみるのも、良い経験かと思います。

リクルート1年目の新卒社員が副業を通して感じた5つのこと(1)

本業の仕事内容

本業としては日本最大手の人材紹介サービスの法人営業担当をしております。営業と言っても自社サービスを新規で売る仕事ではなく、既存のお客様の採用課題を解決するために人材の紹介や各種提案を行う仕事です。営業というより採用コンサルティングとも呼べるかもしれません。

特に私はIT・NET領域の企業様の、中途採用における課題解決をお手伝いしております。

 

働き方としては、平日はだいたい9:30〜21:30頃までオフィスで仕事をし、土日は基本的に休みです。ですので、平日夜と土日は他の活動に充てる時間があります。

 

副業先の組織概要と、任されたミッション

副業先は、学生の頃にも活動していたキャリア支援団体(http://en-courage.net/)です。

団体の活動概要としては、全国の各主要大学に”支部”という形で活動拠点が存在し、各支部で優秀な内定者が、自分たちの大学の後輩にキャリア面談や各種イベントなどのサービスを展開しております。

昨年度までは私も内定者として京大でのサービス展開に関わっていたのですが、リクルートに入社してからの私のミッションは、当団体の関東進出に向けて、まずは早稲田大学への新規参入を果たすことでした。

というのも、当団体は京大で創設されたため、関西の各大学や地方の有名大学ではすでにサービス展開していたものの、関東にはまだ着手できていなかったからです。

私が早稲田を担当し、同じく社会人1年目で副業として働いている同期2人が慶応大学・筑波大学のマネージャーをそれぞれ任されました。

マネージャーとして私たちに任されたミッションは、大きく分けると

・チームを運営するメンバー6〜7人の採用

・新規メンバーへの組織文化の伝承

・その後のチームマネジメント

という3つでした。




副業を経験して気づいたこと

1.自分を会社外の人と相対比較することができる

ほとんどの場合は自分の会社内で経験を積み、広くても他の部署の社員と比較し、成長していくことになるかと思います。

副業のような形で他の会社に勤める人たちと一緒に働くことで、本業の仕事は他の企業の他の職種と比較してどのような差異があるのかなどを認識することができます。
自分の市場価値を知るためにエージェントサービスに登録する人などもいますが、別の組織も兼務することで自分の労働市場における位置を認識し、今後の進むべき道を考える良いきっかけになります。

 

2.小さい組織のチーム作りに関わることで、早いうちから視座を上げられる

私の場合、幸運にも非常に優秀なメンバーを集めて一緒に働くことができました。

なので曲がりなりにも、組織を動かす側としてはどのような視点でメンバーを見る必要があるのか、何をすれば組織をより効率的にワークさせることができるのか、などを考える経験ができたことは非常に大きかったと感じております。

同時に、会社のマネージャーや部長は何をミッションとして抱え、何を目的として部下の私たちにコミュニケーションを取っているのか、分からないなりにも考えるようになりました。

 

3.大企業においても、自分として出せる価値は何か?を追求することが必要

多くの会社では、突然その人がいなくなっても大丈夫なように、組織として安定的に機能するように、スキル・経験の属人化は極力避ける傾向にあるかと思います。

また、確かに高いパフォーマンスを出すためには、多くの先輩方から多くのことを吸収し、早期にその組織におけるベースを整える必要があると思います。

まだまだそのベースもできていない私がこんなこと言うと会社の先輩方からは総ツッコミを受けそうですが、上記の通り基本行動を徹底することにまずは注力しつつも、それと並行して自分なら何ができるのか?を常に意識することが大事だと、私は感じました。

 

4.可処分時間が短くなる

かなり当たり前ですが、時間の限られている社会人にとっては大事なことです。

私の場合は仕事終わりに学生との採用面談、1時間のスカイプmtgなどを無理やり入れたりしていましたが、そこそこハードワークする会社の場合、平日での活動はヘビーです。

また、土日にがっつり副業の時間をとった場合、もちろん遊びの時間などは少なくなります。

それでもいいと思って自己成長のため・自分のやりたいことの実現のために副業に打ち込む覚悟とコミットが必要になります。

 

5.本業と副業がともに上手くいかない場合、二重で苦しくなる

副業は自己成長のために二重の経験を上手く生かすことが可能である一方で、どちらも上手くいかない負のスパイラルに陥ってしまった場合、残念ながら二重苦になる可能性もあります。

実際私は本業があまり軌道に乗らず、つい最近まで非常に苦しい時期を過ごしていました。副業で時間的・精神的余裕を削られて本業がおろそかになる・・・という事態だけは避けなければなりません。

 

まとめ

上記の通りで本業・副業ともに軌道に乗らなくなった場合には二重で苦しむリスクが常にあり、ある程度の覚悟が求められるとも言えます。

リクルートのように副業を認めている企業でも、会社が認めているから、というだけでは、なかなか続かないかもしれませんね。

 

とはいえ、本気で継続する覚悟やコミットが求められる一方で、本業との両輪が上手く回せた場合、非常に良い経験になるのは間違いありません。

自分の将来に向けて、もしくはやりたいことの実現に向けていろんな活動に目を向ける若者が増えれば、もっと面白いのではないかと個人的には思います。